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【ゾクゾクてんこ盛り1】あの世とこの世を行き交う横顔 アダム・クーパー "白鳥の湖〜Swan Lake〜"

アダム・クーパーの"Swan Lake"の美しさ。

古典とは全く違った、マシュー・ボーンの"白鳥の湖〜Swan Lake〜"。

男の白鳥のアイディアも、振り付けも面白いけれど、

この舞台が成功したのは、何といってもアダム・クーパーの魅力に他ならない。

下手したら、トロカデロになってしまうもの。それは避けたいところだ。

 

正直アダム・クーパーだけが見たい

初めて見た時から、彼に目が釘付け。

群舞とか王子とか王妃とかはどうでも良くて、ただひたすらアダム・クーパーが見たいっ。

自分の覚書で書きたいので、ネタバレ気にしないあなただけ見てください。

ひたすら、私が感じたアダム・クーパーの魅力について書いておきたいと思います。

 

ゾクゾクしたその1

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Capture:Matthew Bourne΄s Swan Lake, 1996 - Pyotr Ilyich Tchaikovsky - Adam Cooper, Scott Ambler (HD 1080p)

Swank Bar(小洒落たバー 白鳥のSwanをひっかけたもの)を追い出された王子。全体的にうまくいってない人生に嫌気がさし、死にたい気持ちになって、公園を彷徨っている時に、白鳥登場。

白鳥が水上を横切っていくイメージで、アダム・クーパー様登場。

ボートのような何かの上に座っていて、それが滑っていくのだけれど、

夜の水辺が生と死の間のようで、

物憂げに白い横顔は、既にあの世のもののようにも思え、ため息が出るほど美しい。。

 

いったい、どんなオデット(白鳥)なの・・と期待は高まります。

しかも、期待をはるかに上回る素晴らしさなのです。