【ゾクゾクてんこ盛り6】黒鳥の32回転やいかに アダム・クーパー "白鳥の湖〜Swan Lake〜"
演出家のマシュー・ボーンはゲイなのか
アダム・クーパーが白鳥およびザ・ストレンジャーを踊る、マシュー・ボーン版「白鳥の湖」。白鳥がすべて男性というアイディアを思いついた、マシュー・ボーンとはどんな人なのでしょうか。
演出家のマシュー・ボーンは、スーパーモデルと結婚している
調べてみたところ、マシュー・ボーンはゲイと公表しており、過去に振付師兼ダンサーとパートナー関係にあったようです。ただし、両親が亡くなった後、「自分の周りには、何もない」と感じ、元スーパーモデルのクラウディア・シファーと2002年に結婚し家庭を持ちました。3人の子供がいます。
記事は自分の覚書で書きたいので、ネタバレを気にしないあなただけ見てください。
ひたすら、私が感じたアダム・クーパーの魅力について書いておきたいと思います。
ゾクゾクしたその6
右側から映した顔が好き
アダム・クーパーはとてもハンサムなのですが、特に右側から映した顔が綺麗です。口元にホクロがあるのも素敵。左側から映した顔は、可愛い感じ。
余裕のよっちゃんで寛ぐザ・ストレンジャー
第三幕で、ザ・ストレンジャーに煽られた女性たちはすっかりイイ気分になっています。このあたり、第三幕では女性のイヤな面が描かれており、この時、マシュー・ボーンは女性が嫌いなのかなあと思いました。シンデレラの継母並みに、王子に冷たい王妃でしたしね。
ザ・ストレンジャーは、余裕で寛いでいます。
マシュー・ボーン版の黒鳥の踊り
黒鳥の32回転にあたる群舞は、動画の1:34:43頃から始まります。
黒鳥と王子の踊りが、群舞およびザ・ストレンジャーと王妃の踊りになりました。キレがあり、かなりイカしてます。群舞にするとは、考えたなあって感じ。アダム・クーパー得意のタップ(ダンスはタップから入ったそう)や、ジャズの動きなども入っており、音の取り方を見ていると、クラシックより、タップやジャズなどのモダンなダンスが向いていることが分かります。アダム・クーパーは楽しそうに踊っており、好きな場面のひとつです。
フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースを再現したテーブルダンス
黒鳥(ザ・ストレンジャー)のダンスの最後の見どころ、テーブルにかけた足の上に、リフトした王妃を持ち上げて越えるテクニック。カッコイイけど、4テーブルもあったので、これ危ないかもと心配になりました。タイミングが合わないと怪我に繋がります。舞台の終盤に、毎回やるのは大変そう。二人とも緊張してやっているように見えました。フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースの踊りを再現したのは、アダム・クーパーのアイディア。
英国王室をパロったらしい
演出のマシュー・ボーンによると、英国王室(ロイヤルファミリー)をパロっているそうです。王子(C王子に似てるかもね)、お金で頼まれたガールフレンド(離婚済みS・ファーガソン)、てことは、王妃は???
Matthew Bourne΄s Swan Lake, 1996 - Pyotr Ilyich Tchaikovsky - Adam Cooper, Scott Ambler (HD 1080p)