2020年1月ニューヨーク公演 マシュー・ボーン版「白鳥の湖」で、どの主役を見るべき?
2020年1月 ニューヨーク公演 伝説が再び?
2020年1月ニューヨークの地下鉄構内で、マシュー・ボーン新演出版「白鳥の湖」ニューヨーク公演のポスターを発見。「チケットは35ドルから!」のキャッチに引っかかり、久しぶりにダンスも見たいなあと行くことを決めました。2020年1月30日から2週間の公演です。
日本では、ニューヨークより先に、2019年7月に公演したようですね。
三人の白鳥は誰がベスト?
マシュー・ボーン版の「白鳥の湖」は、オリジナルキャストのアダム・クーパーが、初演では世にセンセーションを起こしました。1/4世紀前のことであり、今回は彼は踊りません。
チケットを買う前に、「どんな内容?」とオリジナル・キャストの動画をチェックしたら、アダム・クーパーがあまりにも素晴らしくて呆然。「彼を見られないのだから、過去の動画は見ない方が良かったかも」と、ちょっと後悔。
今回の公演は、新演出版で振り付けも変わっているそうですし、もちろんダンサーも違います。ベストオブベストのアダム・クーパーのレベルを望むのはもちろん無理。
さーて、誰が踊る日を観に行こうか。
個性の違う白鳥
主役の三人は、アダム・クーパーの白鳥/ザ・ストレンジャーに憧れて、ダンサーになったそう。そのうち二人はマシュー・ボーン主催"New Adventures"のダンサーで、一人はロイヤルバレエ団のプリンシパル。チケットを売るためには、やはり自前ダンサーだけではなく、アイドルを借りてくる必要があるようです。
●マックス・ウェストウェル
マシュー・ボーン主催"New Adventures"のダンサーの一人。イングリッシュ・ナショナル・バレエのソリスト出身。
●ウィル・ボジアー
マシュー・ボーン主催"New Adventures"のダンサーの一人。ミュージカル出身で、演技は得意。
●マシュー・ボール
ロイヤルバレエのプリンシパル。モデルもやっているようです。 6歳からバレエを始め、マシュー・ボーン版「白鳥の湖」を8歳頃見て、真剣にダンスに目指したそう。その時に購入したTシャツをまだ持っているとか。
とりあえずこの人に
日本公演で見ている人がいるはずなので、評判がどうだったかググってみるも、公演の詳細批評を書いている人が見つからず。「素晴らしかった」とか「感激」だけでは、参考にならないもんねえ。
3人のダンサーを比較した中で、失礼ながら、
●主役の白鳥で、坊主頭はちょっとね。ガタイが良すぎるのも厳しいかな。
●演技派は良いけれど、オーバーアクションだとどうかな。
●クラシックではなくても、主役がテクニックがないと見られないかも。
とう消去方式で、どの主役の日に行くか決めました。
次回は、公演の感想を。
マシュー・ボーン新演出版「白鳥の湖」公演関係の動画
Choreographer Matthew Bourne on Tchaikovsky's Swan Lake
Matthew Bourne’s Swan Lake returns to New York City Center