【ゾクゾクてんこ盛り2】ジッと見ないで アダム・クーパー "白鳥の湖〜Swan Lake〜"
アダム・クーパーのBiology
アダム・クーパーは、1971年7月22日生まれ。
1994年23歳でロイヤルバレエのプリンシパル(バレエ団の主役を踊る花形ダンサー)に昇格し、1995年マシュー・ボーンの"白鳥の湖〜Swan Lake〜"の主役に抜擢されたのは24歳の時だ。24歳の若さで、この色気。表現力。うーん。
アダム・クーパーの恋愛・結婚
しかしながら、奥様のSarah Wildor(元ロイヤルバレエのプリンシパル)夫人とは、1994年にロイヤルバレエのリハーサルで出逢って恋人同士になり、1995年には家を買って一緒に住み始めたので、白鳥の湖の時期は私生活でも恋愛モードだったようですね。
ちなみに、この写真が、結婚されたお二人。1996年に婚約され、2000年に結婚されたそうです。現在も結婚生活を続けており、子供が二人。
なので、アダム・クーパー様は、ストレートであり、最初の結婚を貫かれております。
記事は自分の覚書で書きたいので、ネタバレ気にしないあなただけ見てください。
ひたすら、私が感じたアダム・クーパーの魅力について書いておきたいと思います。
ゾクゾクしたその2
恋に落ちる時って、何か居心地が悪く感じるんじゃないでしょうか。
この人が気持ちに引っかかるとか、
視線が気になるとか、
その人に目が吸い寄せられて、常に目が追ってしまうとか。
夜の公園の水辺で、白鳥(アダム・クーパー)に出逢った王子は、
白鳥の美しさに目が離せなくなります。
白鳥は「アンタ、誰?」的に、警戒しながらも、王子を見つめます。
その目つきは興味はあるけど、心は許していず、近づくことは許しません。
視線を合わせないようにしていた二人の視線が合った時、ゾクッとします。
白鳥は王子を見る、見る、見る。
この目つきで見られたら、たまりませんね。
しかも、ピケアラベスクで一瞬止まり(上2枚目写真)、ジーッと王子を見つめて、舞台袖に消えていくんですから。
幕が進むにつれ、アダム・クーパーの視線が変わってきます。
彼に見つめられたいような、
見つめられたら身の置き所がないような。。
【ゾクゾクてんこ盛り1】あの世とこの世を行き交う横顔 アダム・クーパー "白鳥の湖〜Swan Lake〜"
アダム・クーパーの"Swan Lake"の美しさ。
古典とは全く違った、マシュー・ボーンの"白鳥の湖〜Swan Lake〜"。
男の白鳥のアイディアも、振り付けも面白いけれど、
この舞台が成功したのは、何といってもアダム・クーパーの魅力に他ならない。
下手したら、トロカデロになってしまうもの。それは避けたいところだ。
正直アダム・クーパーだけが見たい
初めて見た時から、彼に目が釘付け。
群舞とか王子とか王妃とかはどうでも良くて、ただひたすらアダム・クーパーが見たいっ。
自分の覚書で書きたいので、ネタバレ気にしないあなただけ見てください。
ひたすら、私が感じたアダム・クーパーの魅力について書いておきたいと思います。
ゾクゾクしたその1
Swank Bar(小洒落たバー 白鳥のSwanをひっかけたもの)を追い出された王子。全体的にうまくいってない人生に嫌気がさし、死にたい気持ちになって、公園を彷徨っている時に、白鳥登場。
白鳥が水上を横切っていくイメージで、アダム・クーパー様登場。
ボートのような何かの上に座っていて、それが滑っていくのだけれど、
夜の水辺が生と死の間のようで、
物憂げに白い横顔は、既にあの世のもののようにも思え、ため息が出るほど美しい。。
いったい、どんなオデット(白鳥)なの・・と期待は高まります。
しかも、期待をはるかに上回る素晴らしさなのです。
白鳥のざわめきから現れる、ゾクゾクする衝撃
この世には、神に選ばれしものがいる。
ダンサーは特にそうだ。
私見では、
20世紀バレエ団で「ボレロ」を踊ったジョルジュ・ドン(Jorge Donn)。
マイケル・ジャクソンのバックダンサーだった、ジェイミー・キング(Jamie King)。
そして、「スワンレイク」を踊ったアダム・クーパー(Adam Cooper)。
彼の美しさに魅惑され、
動きのひとつひとつに目が離せなくなり、
寝ても覚めても彼のことしか考えられなくなる。
美しさは衝撃であると思う。
「驚くほど」の衝撃がなければ、心は動かない。
男性の白鳥の群れのざわめきから、
ゾッとするような美しい白鳥が現れる。
白鳥に心を奪われたのは、王子ではない。
私たちが王子より先に、一瞬で白鳥に魅了されているのだ。
Matthew Bourne΄s Swan Lake, 1996 - Pyotr Ilyich Tchaikovsky - Adam Cooper, Scott Ambler (HD 1080p)