【ゾクゾクてんこ盛り4】愛を訴える白鳥のソロ アダム・クーパー "白鳥の湖〜Swan Lake〜"
最も好きな白鳥(オデット)のソロ
マシュー・ボーン版の"白鳥の湖〜Swan Lake〜" は、アダム・クーパーが出ているところはすべて好きなのですが、特に好きなのは、白鳥(オデット)のソロ。
古典のオデットは、美しいお姫様が姿を変えられた我が身を嘆くヒロインなので、自己憐憫の世界に浸ってる感が強く、それがちょっと苦手。
記事は自分の覚書で書きたいので、ネタバレを気にしないあなただけ見てください。
ひたすら、私が感じたアダム・クーパーの魅力について書いておきたいと思います。
ゾクゾクしたその4
本気になったら、トコトン愛しちゃう白鳥
アダム・クーパーは、全身で愛を訴える白鳥。
我が身が白鳥であろうと、姫であろうと、王子であろうと、身分なんか関係ない。
あなたの愛が真実だというのなら、こちらも本気で応えましょう。
あなたのように愛を求めていたのは、こちらも同じ。
美しい筋肉質の白鳥が、
心を開き、全身で愛を訴えます。
あなたの心に嘘偽りがないのなら、どうかありのままの私を愛して。
かつて白鳥のソロに、これほど心を動かされたことはありません。
月明かりの下、情感たっぷりに踊る姿に、ゾクゾク。
彼の表情もムーブメントも、ひたすら美しい。必見です。
この情感の表現、プリマで見たことがないっていうのは、男性の方が繊細ってことなのかしらね。(勝手な好み&私見です。)